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更新日:2004/07/02

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LZWライセンスについて、当サイトの考え方
(2003/6/19)
(2004/7/2加筆)


2004年6月20日をもって、米国 UNISYS 社が持っているLZW圧縮法の特許は日本国内での有効期限が切れました。
これで GIFは大手を振って使える!?
米国 UNISYS 社は、特許権の延長申請は行わなかったようですが、新たに何やら特許申請しているようで、まだ何とも言えません、当コンテンツは今後の動向を見守るために、以前に書いた下記の文は残しておきます。(2004/7/2)
  >ニュースソース 


以前からニュースになっている、米国 UNISYS 社の LZWライセンス。
LZW(というアルゴリズム)を利用してソフトウエアまたはハードウエアを開発する場合、米国 UNISYS 社からライセンスを受ける必要があるというものです。

(SS)C-BOARDも画像ファイルとしてGIFファイルを利用しており、また、スクリプトから画像ファイル(GIF)を切り出していることもあって、問題はないのか?という疑問があります。
Webを検索するといろいろ解釈があるようですが、当サイトの考え方を明記しておきます。

(SS)C-BOARDにおいて、問題となりそうな点を上げます。

【1】アーカイブ内に収められている GIFファイル。
   正規のライセンスを受けたソフトウエアを使っているか?
【2】セットアップ(スタイル)を実行するると画像(GIFファイル)が作られる。
   プログラムでLZWアルゴリズムを利用して生成しているのか?
【3】配布を行っている。
   配布そのものは問題ないのか?

まず、日本ユニシス社の説明文(http://www.unisys.co.jp/LZW/)を読んでみます。

『GIFについて』、という項に以下の文があります。

皆様がご関心をお持ちの米国 UNISYS 社の特許は、この GIF そのものに対するものではなく、GIF イメージを作成または表示するために使用される 「 LZW 」 というデータ圧縮アルゴリズムを対象としています

また、『ライセンスの取得』という項に以下の文があります。

市販のペイントソフト、ブラウザーソフト等を購入されて、ご利用されているエンドユーザにつきましては、そのソフトウェアがエンドユーザに正式にライセンスされている限り、基本的に米国 UNISYS 社よりライセンスを取得する必要はありません

つまり正規のライセンスを受けたソフトウエアでGIFファイルを作成することは何ら問題ないわけです。
(SS)C-BOARDのアーカイブ内に収められている画像ファイル(GIF)、また、当サイト内で掲載している画像ファイル(GIF)は、ピーアンドエー社が販売している、PaintShopPro7で作成されており、正規のライセンスを受けたソフトウエアを使用しています。

作成したGIFファイルをWebサイトで利用していることについては、上記日本ユニシスの説明文からリンクされている、米国UNISYS社のサイト内:日本語による LZW のライセンス情報(http://www.unisys.com/about__unisys/lzw/lzw__license__japanese.htm) に記載があります。

ウェブサイト運営者の多くは、ウェブサイトに使用する GIF 画像をオフラインにて作成し ウェブサイトに掲載するために一般に販売されているソフトウェアを使用しています。 この一般に販売されているソフトウェアパッケージのほとんどは Unisys から LZW 特許の ライセンスを受けて販売されており、同ソフトウェアパッケージのユーザーがウェブサイトで GIF 画像を掲載する際にも、そのソフトウェアが持つ同じライセンスで保護されていると考えられます。 GIF 画像のウェブサイトでの使用に関するライセンスに関しては、それぞれのソフトウェアの メーカーまでお問い合わせください。

正規のライセンスを受けたソフトウエアで作成されたGIF画像をWebサイトで使用するにはソフトメーカーに問い合わせろとの事です。

ピーアンドエー社のLZW圧縮のライセンス(特許)使用に関して(http://www.panda.co.jp/products/psp6/faq/lzw.htm) に、以下の文があります。

お客様は Jasc Software 製品の正式版を使用して GIF イメージや TIFF イメージを作成することができます。 また、作成したこれらのイメージを Web ページに掲載することができます。 Unisys 社の特許/技術顧問である Mark Starr 氏によると、Web サイトに掲載されている GIF イメージが Unisys によってライセンスされているソフトウェア (例えば、Paint Shop Pro の製品版/正式版) で作成されたものであれば、その使用は合法と見なされます。

よって、GIF画像の当サイトでの掲載は問題ないと考えます。

冒頭の問題点
【1】正規のライセンスを受けたソフトウエアを使っているか?
の問題点はクリアできていると考えます。

次に
【2】プログラムでLZWアルゴリズムを利用して生成しているのか?
ですが、(SS)C-BOARDからLZWアルゴリズムを利用して直接画像を生成しているかと問われると、否です。

セットアップ(スタイル)を実行した場合、いろいろなGIF画像がサイト内に展開されますが、直接画像を生成しているのではなく、あらかじめ作られたGIF画像を、16進のテキストデータにしてソースファイル内に埋め込んであり、それを切り出してバイナリファイルとし展開しているにすぎません。
/cmd/mge.pl がそのソースコードですのでごらんになっていただければ明らかです。
アクアスキンなどで、色を動的に変えていますが、これはパレットの配置・指定を行っている部分を入れ替えているにすぎません。

また、携帯電話の絵文字に関しても基本的に上記と同じで、それぞれあらかじめ作られた絵文字画像(GIFおよびPNG)をそのまま /lib/mji.gif というファイル内にすべて収め、必要時にmgi.gifファイル内から切り出して表示しているにすぎません。
/lib/mji.gif を16進ダンプすると明らかです。

(SS)C-BOARD内でLZWアルゴリズムは一切使用しておりません。
正規のライセンスを受けたソフトウエアで作成した画像ファイル(GIF)を利用しているだけです。

最後に
【3】配布そのものは問題ないのか?
正規のライセンスを受けたソフトウエアで作成されたGIFファイルをWebサイトで掲載することはOKということは、今まで書いた中で明らかだと思います。

では、『掲載』と『配布』の違いは?
WebサイトでGIFファイルを掲載した場合、その時点で不特定多数に公開しているわけで、閲覧者が掲載したGIFファイルを利用できてしまいます。
『掲載』も『配布』も同じと考えますがいかがでしょうか?
もちろん、ライセンスを受けていないLZWアルゴリズムを利用した画像作成プログラムを、掲載・配布することは違法になると思いますし、そういったソフトウエアで作成されたGIFファイルを掲載・配布することも違法になると思います、しかし、上記で書いた通り(SS)C-BOARDそのものはLZWアルゴリズムを利用してGIFファイルを作成していませんし、正規のライセンスを受けたソフトウエアで作成した画像ファイルを収めているだけです。

私なりに、米国UNISYS社の英文や日本ユニシス社を調べてみましたが、掲載はOKだが配布はNG!という事を謳った公式な文章はいまだに見つけていません。
もしあれば教えていただけると助かります。
配布は違法という事を書いたサイトを見かけますが根拠がわからないのです。

もちろん、今まで書いてきた事は私なりの解釈であり、本当のところはよくわからないというのが本音です。
米国UNISYS社(ライセンスの取得は米国UNISYS社のみで可能であり、日本ユニシス社は関係ありません)がもっと明確な判断を公にしていただくのが一番だと思います。

今後もこの件については、調査し考察を続けていくつもりです。

(SS)C-BOARDそのものや配布が違法ということであれば、即座に当サイトでの配布は中止あるいは画像ファイルをすべてPNGにする等の処置を行うつもりです。
何かご意見があればお寄せください。

 

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